カンボジア王国との縁
約10年前、孤児院の医療活動を要請されたことがきっかけで
カンボジア王国と関わるようになり、その後、今日まで医療活動を続けています。
そんな折、マスコミで国連の世界食糧計画(WFP)に基づき、
アフリカの飢餓に苦しむ子供たちのため
”モリンガ”の木を植える活動をしている団体の事を知り、興味を持ちました。
モリンガは、その栄養素の高さから”スーパーフード”と言われています。
当法人ではモリンガ栽培を通した、
カンボジアの雇用・教育問題への支援活動を継続的に行っています。
カンボジア王国の環境を守る – APSARA機構
1995年、アンコールワット遺跡を管理するために
国の機関としてAPSARA機構が設立されました。
2006年に環境マネジメント規格・国際規格ISO14001を取得。
同年にはアンコール遺跡の持続的な保存を目的として
ラン・タ・エク・エコ・ビレッジをスタートさせました。
その他に、森林保全のための植樹活動、
大気・水質汚染対策として汚染調査などを行なっています。
モリンガを栽培する – ラン・タ・エク・エコ・ビレッジ
アンコールワットから約20km、
シェムリアップ国際空港から26km東方に位置します。
持続可能な有機農業実現のために、
1012haの面積を持つ閉鎖型ビレッジを形成。
アンコール遺跡の持続的な保存を目的としてスタートし、
国の機関であるAPSARA機構が管理に当たっています。
ラン・タ・エク・エコ・ビレッジには、
有機栽培農業の指導者ら10人の専門スタッフが常駐管理しており、
第一弾のモリンガ栽培をはじめ、
更に健康志向から急速にニーズが高まっている
サチャインチ(乾燥の実、オイル)、マンゴー、パパイヤ栽培と拡大していく予定です。